NPO『森の生活』関東メンバーによる
新春ギャザリングに参加した。
東京都内のエコツーリズムということで、
高尾山で環境保護活動をしてるNPO『虔十の会』の
餅つきパーティーへと向かった。
場所は高尾山の北側。
心地よい沢のせせらぎが聞こえる、小高い里山が舞台だ。
尾根沿いに植生しているのは、モミ・ケヤキ・ブナ。
気品の雰囲気を漂わせる、背高く伸びた木々たちの
なか程に、その『小屋』は据えてあるという。
よく見ると、樹高約30m、胸高直径120cmほどの
モミのなか程に、何やら、かわいらしい小屋があるではないか。
人々はその小屋のことを『ツリーハウス』と呼んでいた。
すると子供や大人たちがその小屋の周囲に集まって、
臼でお餅をついて、お雑煮、あんころ餅にして
美味しそうにほおばっている。
しかし餅つきなんて何年ぶりだろう。
学生時代、学校近くの民家からケヤキの
臼をもらったことがあった。
そのばっちゃんに、つき方の手ほどきを受けたが、
今回ついた餅は、コシがなく、まるで、とろろみたいだった。
一緒に来た友人は、『餅つきは速さだよね』といった。
う〜む、確かにのんびりやりすぎたかな。
モミを囲み、一年ぶりに再会する友人たちと
この一年を振り返り、
なつかしい話、森林のこと、
子供たちの話をした。
思えば、かつて、ぼくはモミを通じて
世界が大きく変わった。
一年前、ぼくが北海道から飛出し、
モミから遠ざかった一年を経て、
仲間とふたたび再会したのが、
またモミの木の下とは...
なんだか不思議な日でした。
だけど、このモミ。
北海道のモミ(トドマツ:Abies sachalinensis fir)
じゃないけどね
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